情報の選別をする際に、もう一つ重要な目安があります。
それは、その方法が、「一般に健康的である」と考えられるか、ということです。
ここでも簡単な例を挙げます。
最も確実にやせる方法はなんでしょうか。
答えは簡単、「何も食べないこと」です。
人間は生きている限りエネルギーを消費していますから、
エネルギーの摂取が無ければ(何も食べなければ)、消費のみが行われ、したがって確実にやせ続けることが出来ます。
では、いつまで「やせ続ける」ことが出来るのでしょう?
答えは、「死ぬまで」です。
これでは元も子もありませんよね。
もともと、私たちは何故やせたいのでしょう?
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ダイエットに関心をよせる理由は何でしょうか?
◎ 美しくいたい。 (格好イイ自分でいたい。 異性にモテたい。)
◎ 健康でいたい。 (病気になりたくない。 長生きしたい。)
◎ 快適な生活をしたい。 (身体が軽い! 活き活き人生を送りたい。)
などといったところでしょうか。
このように、本来の目的は「ただ痩せること」ではないはずですよね。
「やせたい本当の理由」(なぜ痩せたいか・痩せていたいか)を思い浮かべれば、
ダイエット自体は、その目的を達成するための手段にすぎないことがわかります。
本来の目的を明らかにすると、情報を正しく選別する際のもう一つの考え方が浮き彫りになります。
その考え方とは、「ただ痩せるため」を考えるのではなく、それが「健康に良いか」を考えることです。
そして、「健康によいこと」を実践し継続すると、実は、結果的に正しい(無理のない)ダイエットになるのです。
身体は常に、自ら最も良い状態になろうとしています。
常に、「健康に良いか」を考えて生活することは、この力を利用することになります。
自然で最も良い身体の状態――それは、決して太り過ぎた身体ではないはずです。
(また、痩せすぎた身体でもないはずです。)
ただ体重を減らすことを念頭に置くのではなく、身体を自然で最も良い状態にすること(そうすると適正体重になる)。
それがすなわち「正しいダイエット」と言えるのではないでしょうか。
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★ 情報選別の方法 (まとめ) ★
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方法@
「自覚効果」
(気分・体調)で判断する
自分の脳と身体が、
自分にあう物を知っている。
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方法A
「とにかく痩せる」ではなく、
それが「健康に良いか」を考える
健康に良いことを考えて実践、継続すると、
最も正しい(無理のない)ダイエットになる。
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<ご注意>
成長期の方や、ちびっ子(子供)たち、高齢者、既往歴のある方は、ご自身だけで判断せず、
必ず保護者の方やお医者様にご相談ください。
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