私一人の実験結果がこのようになったからといって、
全ての人にとって牛乳やヨーグルトを断つことが有益かどうかは私にはわかりません。
ですから、私は声を大にして牛乳を否定するつもりはありません。
ただ、少なくとも私にこの方法が有効であったように、ダイエットを考える際、摂取食品を選択する大きなヒントになるような気がするのです。
ダイエットを考えるときには、脂質の摂取を出来るだけ避ける必要があります。
そのため、脂質の多く含まれる牛乳やヨーグルトなどの乳製品は極力避けることです。
今、「出来るだけ」とか「極力」とか、あいまいな言い方をしてしまいました。すみません。
本気でやせようとお考えでしたら「極力」でも「出来るだけ」でもなく、とりあえず「3ヶ月間、乳製品を全く摂らない生活」を試してみてはいかがでしょう。
もしあなたが毎日乳製品を摂っている方であれば、おそらくこれだけでも劇的に身体は変わると思います。
しかし、脂質の摂取を避ける理由から牛乳を飲まないことで、カルシウムやタンパク質など、健康のために必要な栄養素まで不足してしまうのではないかという不安がどうしてもつきまといますよね。
そうです。前述しましたが、私も実際そうでした。
今まさに、毎日、牛乳を飲んだり、ヨーグルトを食べたりしている方も、今日からそれらを全て絶てと言われれば不安になることでしょう。
実はその不安を解消する方法があります。
牛乳や乳製品は、良質なタンパク質、カルシウムをたくさん含んでいますが、
これらの栄養素を、別の脂質の少ない食品で補ってやればいいのです。
以下は私が実際やっている代表的な方法です。
@カルシウムは、海草、小魚などで摂る。
Aタンパク質は、豆類で摂る。
B乳酸菌は、発酵食品で摂る。
少し料理に詳しい方でしたら、この3つを見て、食卓の風景がすぐ目に浮かぶのではないでしょうか。
・味噌汁(煮干、わかめ)
・納豆
・漬物
と、こんな食卓が基本となりますよね。日本の昔の食卓風景です。
その他に、更にダイエットの成功と健康づくりを完璧にするための留意点をあげますと、
・ごはん(出来れば玄米を混ぜたり、十穀米にしたり)を食べる。
・野菜をたくさん食べる。
・油物、肉類は出来るだけ避ける(食べるなら魚を)。
と、こんな感じでしょうか。 |
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一見物足りないような気がしますが、この食品選択が習慣になってしまえば全く苦にはなりません。
それに、時々は肉や揚げ物を食べたところで、基本の食習慣が確立されていれば問題のないことは、前に述べたとおりです。
<ご注意>
成長期の方や、ちびっ子(子供)たち、高齢者、既往歴のある方は、ご自身だけで判断せず、
必ず保護者の方やお医者様にご相談ください。
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